●本格シネマカメラの操作性
上90度まで調節可能なチルト式のEVF(電子ビューファインダー)を搭載し、撮影スタイルに応じてファインダーの角度を変えられるので、ウエスト位置にホールドしながらの撮影も行えます。さらに、デジタルシネマカメラ『VENICE』シリーズと同様のUIである「BIG6(ホーム画面)」を採用し、頻度高く使用される絞りやISO、フレームレートなどの情報を集約し、タッチ操作で素早い確認・変更を可能にしています。操作部分がボディの天面に集約されているため、撮影に集中しながらスムーズに設定変更を行えます。また、画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。カメラの向きに合わせて表示が自動的に切り替わることで、さまざまなシチュエーションでもスムーズな撮影が可能です。
また、CFexpress Type AとSDカード対応のスロット1基とSDカード対応のスロット1基の計2基を備えます。加えて、5GHz Wi-FiやUSB Type-C Superspeed 10Gbpsに対応します。これにより、データ転送にかかる時間を短縮し、撮影ワークフローを効率化します。また、冷却ファンと放熱に配慮した構造を採用することで、長時間*7の4K 60p記録を実現します。
●環境・アクセシビリティに配慮した設計
ソニーはクリエイティビティとテクノロジーを駆使し、2050年に「環境負荷ゼロ」を実現するため、環境計画「Road to Zero」を推進しています。本カメラを含むイメージング商品群の生産拠点では、100%再生可能エネルギーで稼働しています。また本カメラの個装箱には再生紙を採用したほか、商品などを包む袋に植物由来の不織布や紙製の袋を用いて、梱包時に使用されるプラスチックを削減しています。
アクセシビリティにも配慮し、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ」機能*8や、メニューの「拡大表示機能」を搭載し、多様なクリエイターの制作活動をサポートします。